副業の確定申告はどうやるか?
通常の確定申告では確定申告書と収支内訳書を作成、提出する
ここでは青色申告以外の通常の確定申告、いわゆる白色申告について説明します。
白色申告では確定申告書と収支内訳書を税務署に提出(持参または郵送)します。
いずれも税務署でもらってくるか、国税庁のホーページからダウンロードできます。
なお、これまでは所得が300万円以下なら収支の記帳(単式簿記)は必要ありませんでしたが、平成26年からはすべての白色申告で記帳とその保存が義務づけられるので注意してください。
収支内訳書は、単式簿記による収支の記帳に基づいて、副業で得た収入(売上げ)と、それにかかった経費を記入していきます。
また確定申告書は、申告書Aと申告書Bの2種類があり、パートの給与所得や在宅ワークの雑所得の申告は、申告書Aを使います。
ここに収入金額や、所得金額(収入金額から必要経費額を差し引いたもので社会保険料控除や生命保険料控除などの控除額、課税される所得金額、所得税額などを記入します。
この2つの書類のほかに、源泉徴収票の原本や生命保険料の控除証明書なども一緒に提出します。